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・商品詳細
すすぎ改良筒(給水流調整板)の詳細

「安価版縦型一槽式洗濯機を購入した」
特に適用機種の
ハイアール全自動電気洗濯機(家庭用容量4.2Kg型)JW-K42(H&B)購入してしまった
方への提案です。

当該機「JW-K42」は小型で安価、元サンヨー白物でもあり、華系メーカーにしては悪くないとの評価を得ている製品です。
とは言うものの「誤動作がおきる」などの「製造不良」と思われる不調があちらこちらで指摘されたりもしています。

ここでは、幸いにして「正常に、支障なく動く製品を購入」できた方でもおそらく不満に感じておられるであろう「すすぎ能力」
を改善するための後付け部品を紹介しています。

公開されている当該機の「ユーザーコメント」でも標準洗濯モードで使用した場合に
「洗剤の残り香がする」「洗剤臭が強く柔軟剤が効いていない気がする」
などが見られますし、実際に使用したうえでも実感できることだと思います。
※当該機の場合、正常に機能しているはずなのに「水量の自動設定値」が低めで、水量を1〜2レベル上に再設定、洗濯
を開始しているかたが多いようです。

この「すすぎ不足感」の原因、理由を「シャワーすすぎが機能していない」からと考え、対応部品を作りました。
また、当該機以外の他メーカー製各機種で「すすぎ不足」指摘がされている場合にも同様の理由であると考えています


給水の様子・購入のまま

 購入時のままでの開始時の給水流の様子です。
 洗濯槽のほぼ中央に集中して水が注がれています。

 当然「シャワーすすぎ」でも同じ位置に給水されますが
 洗濯、脱水と進んだ洗濯物は遠心力で洗濯槽外周に
 押し付けられた状態になりますから、この位置での給水
 では「シャワー」の役割を果たせないまま底部から排水
 されていってしまいます。

 ※写真は洗濯開始時設定なので少量の水が溜まって
  いますが「シャワーすすぎ」ではかけ流しになります。
 


給水の様子・すすぎ改良筒(給水流調整板)取り付け後



 透明板なので解りにくいのですが給水口上部のすすぎ
 改良筒が給水流を洗濯槽外周方向に偏向しています。
 
 「シャワーすすぎ」の断続的に洗濯槽を低速で回転させ
 ながらの給水もこの向きで注がれますから外周に押しつけ
 られた脱水洗濯物にも含水させられることになります。
 
 この後、脱水、溜めすすぎ(柔軟剤自動投入)となります。

 ※写真は洗濯開始時設定なので少量の水が溜まって
  いますが「シャワーすすぎ」ではかけ流しになります。

 当該機は上ブタ中央部が透明青色の「窓」になっています
 ので洗濯物に水が含ませられている状況を目視することが
 できます。
 上ブタに「窓」の無い他機種で含水状態を見たい場合は
 脱水前に一時停止し、フタを開ける必要があります。
 


すすぎ改良筒(給水流調整板)の取付け方法

 取付け途中のすすぎ改良筒の様子です。
 透明版を筋押し線で箱(筒)状に折り曲げてあります。
 ※折り曲げ方は次項図を参照してください。

 取付け面それぞれに貼付してある両面テープで給水口
 縁から数ミリ上ほぼ中央に貼り付けます。
 写真の様に剥離紙は片側ずつはがし、位置を確かめ
 ながら貼り付けます。
 
 ※両面テープの貼り付け位置に汚れ、水分が残っている
  と接着力が低下します。汚れを除いた後、十分に乾燥
  させておいてください。
  貼り直しした場合も接着力が低下します。なるべく一回
  で貼り付けてください。
  




給水を洗濯槽外側に流れ込ませないで下さい。洗濯機が故障する恐れがあります。     
  不適切な使い方などにより故障等が起きた場合は使用した方の自己責任をお願いいたします。


すすぎ改良筒(給水流調整板)の組み立て

 板状からの折り曲げ組み立て方です。
 透明板の筋押し線が折り曲げ場所になります。
 
 両側、両面テープを貼付してある「袖板」部分を2か所
 ずつ直角曲げをして薄い箱筒を作ります。
 この際、両面テープが外側になるように曲げて下さい。

 上縁、下縁は正面(水流を受ける面)の補強となります。
 それぞれを箱筒の内側に向けて折り曲げて下さい。
 上縁は直角、下縁は水流の向きの調整も兼ねています
 ので約45度程度曲げておき、使用時に調整します。

 PET樹脂製板です。曲げ、伸ばしを繰り返すと弱くなり
 折り曲げ部分から破損します。
 折り曲げ回数は最小限にして下さい。